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わんこ・淫乱・血

500円以下(税別)で食べられる、ワンコインランチの可能性を探ります。 以前は「居酒屋メニューコレクション」というブログだったので、その頃の記事も残っています。

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池袋・爽亭 / 天ぷら3種そば(480円)


「爽亭」は池袋、上野、荻窪、登戸などに支店のある立ち食い蕎麦屋。
基本的に駅構内やホームに店舗を構えるお店のようだ。

池袋店もJRの改札内にあるので、お昼ご飯に利用する頻度はそんなに多くないが、たまに電車に乗って外に出る用事がある時などは、普段とは気分を変えて寄ってみる。



名物は、なんといっても“乗せ放題”サービス。

こんな感じ↓
脅威の7種トッピングを+150円で全乗せ!駅そば「爽亭」の乗せ放題サービスがすごい

立ち食い蕎麦好きとしてはひとつの頂点、夢のメニューといえるが、このサービスを利用するならせっかくだから全部乗せに挑戦したいし、となると相当コンディションを整えてかからないと敗北は目に見えている。

だいいちまず、池袋店では今このサービスをやっていない。

そこで選んだのがこちら。



天ぷら3種そば(480円)

見ての通り、ゴボウ天、春菊天、かき揚げと、3種類の天ぷらが乗っている。
爽亭らしい豪快さもありながら、お昼にふらっと寄って食べることも可能な範囲のボリューム感。

甘すぎず辛すぎず、出汁重視のツユはバランスが良く、そこにゴボウ天から出た風味がプラスされてとてもいい塩梅。

色の薄い麺は、蕎麦の風味こそあまり感じられないものの、立ち食いによくあるボソボソ感がなく、角が立ち、歯応え、のどごしはしっかり。

天ぷらは、揚げたてではないのでサクサクはしていない、ツユに浸しモロモロ感を楽しむタイプ。
それぞれ半分に切ってあるので胸焼けするほどではなく、なにしろ味の違いが楽しめるのが嬉しい。




かき揚げにはプリプリの小海老がしっかり入っていた。
あと、やっぱり立ち食い蕎麦屋の春菊天は最強。


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東長崎・中華 麺飯店 / マーラー冷麺(540円)


7月も後半に入り、本格的に蒸し暑い日々。
こう暑いと、昼休みの一時間といえど、人、建物、室外機の多い職場の池袋から逃げ出したくなる。

そんな時は迷わず駅に向かい、西武線で椎名町か東長崎へ避難することが多い。
のんびりしたこれらの街は、体感温度が三度くらいは違うからだ。
まぁ実際はデパートでも図書館でも喫茶店でも行けばいくらでも涼むことはできるんだけど、気分的な問題の方が大きいので。

さて、今日はなんとなく東長崎までやってきてふらりと街を一周し、なんとなく南口のここに入ってみることにした。



中華 麺飯店

もっと他に名前の候補はなかったのか?って感じだが、500円からバリエーション豊かなランチメニューが並んでいる。
特に惹かれたのは店頭の「夏季限定 冷し麺」の看板で、全6種類で、全て500円。



席に着き、出してもらった冷たいお茶を飲み干す。

時間は13:30くらい。
男性客が2名と、女子会らしき妙齢の女性3人組がおり、静まりきってはいないが適度に落ち着いた店内だ。

ランチメニューに一通り目を通し、やはり「夏季限定 冷し麺」のコーナーから選ぶことにする。

・ジャージャン麺
・汁なし担々麺
・トマト冷麺
・蒸し鶏の冷麺
・冷し中華
・マーラー冷麺

どれもうまそうだけど、夏バテ気味な身体を刺激したいこともあり、一番辛そうな「マーラー冷麺」を選んでみた。



マーラー冷麺(540円)

「540円ならワンコインを超えているじゃないか!」とお怒りになる気持ちもわかるが、このご時世、消費税だけは多目に見て頂かないと、このブログの選択肢は大幅に狭まってしまう。
この40円はお店の方に払ったのではなく、消費にかかる税だということで今後もご了承願いたい。

さて、マーラー冷麺がやってきた。
見た目は普通の冷やし中華に辛味噌を乗っけたような感じだ。



麺はちょっと太目の平打ちで、つやつやしててとても綺麗。
これを2、3本取ってすすってみると、ツルツルっとしていて、噛むとフワフワモチモチとしていて、なかなかうまい。
酸味のあるタレがかかっており、やはりベースはそのまま冷やし中華のようだ。

これは混ぜて食べるのが正式だろうと、全体をガーッと混ぜる。



うん、一気に別物になった。
見た目もそうだが、辛味噌の強いしょっぱさと辛さで、当初あった酸味などはすっかりかき消されてしまい、「これぞ麻辣!」という、勢いのある食べ物に生まれ変わったようだ。

ベースには豆板醤を感じるが、もちろん花椒もふんだんに入っているようで、食べ進むうちにじわじわと舌が痺れてくる。
個人的にはなんかもっと甘味があった方が好きだなって思ったけど、それだと別物になってしまうし、これはこれでって感じ。
無心で食べ終わったあとはしばらく舌がピリピリと心地良く痺れ、そしてなんだか夏バテ気味の気だるい身体に喝を入れられたような爽快さがあった。

夏の間に、6種類の冷し麺を制覇してみてもおもしろいかもな。


それにしてもここ、メニューを見ると、サワー類は250円だし、280円からの前菜つまみも充実してるし、夜飲みにくればかなり満足できそうだ。
「1980円で2時間店内のメニュー食べ放題(プラス1000円で3時間)」なんて張り紙もあった!


店を出、入店前には気付かなかった写真に目が止まる。





これは“名古屋飯”のひとつとして有名な、あの台湾ラーメンかな?
東長崎で食べられるのか。
しかも380円と安い!

これもどんなもんか、今度食べにきてみよっと。


池袋・富士そば / パキスタン風激辛カレーそば(490円)


ここ数週間、事情があってワンコインランチどころじゃない日々が続いた。
その事情も一段落し、タイミング良くめちゃくちゃ興味をそそられるメニューの存在を知り、さっそく試してみることに。

向かうのはみなさんご存知の「富士そば」。

池袋店(東口にあるが、池袋東口店とはまた別)が職場の近所なんだけど、数年前に小諸そばがさらに近くにできたこともあり、あまり行く頻度は高くない。
あのポソポソの蕎麦をたま〜に味わいたくなって、半年に1回食べるくらいかなぁ。

先日、ご近所で働くPowerDJ's店長のいっちーさんが、ここで「パキスタン風激辛カレーそば」なるメニューを食べていた(Facebookで見た)。
ちょっと調べてみると、全国で大塚店と池袋店のみでしか出していないという超〜限定メニューで、TVなんかでも紹介され、ちょっとした話題になってるらしい。

こんな記事もあった。
富士そばがパキスタン風のそば、特別に仕入れた粉で「激辛カレーそば」。

カレーも立ち食い蕎麦も大好物!パキスタン風も気になる!絶対食べたい!
それが今日やっと実現した。

お店の前の券売機には、目立つ場所に写真付きで「パキスタン風激辛カレーそば」のボタンが設置されていた。
店員さんに購入した食券を渡し、しばし待つ間店内を見回す。

席の埋まり具合は約50%。
ざっと見たところ、このメニューを取っている人はいなそうで、みんなのんびり思い思いの蕎麦とか丼ものを食べている。
上の記事に「パキスタンの特別なカレー粉を仕入れた」とか「カレー粉の仕入れ状況が非常に不安定」とか書いてあって、すごい貴重なものって感じだけど、別にカレー騒動みたいなことには全然なっておらず、いつも通りの雰囲気が保たれていてなんとなく安心した。

自分の番号が呼ばれる。



パキスタン風激辛カレーそば(490円)

おぉ、ものすごくうまそう。

まず汁をひとすすりしてみると、いきなり辛い!
これは手加減してない、いい辛さだ。

タイカレーみたいな甘味はなくて、しょっぱ辛い。
そこにココナッツミルク的コク、煮込まれたトマト片による酸味と爽やかさが加わる。
あまりなじみのある味ではないけど、自分はなかなか好きだ。



そして目を引くのが、鶏肉。
しっかりとした大きさのがゴロゴロと、けっこう入っている。
味が染みててうまい。

蕎麦なので上に刻みネギが乗っているけど、これはカレーの強烈さにかき消されてあまり意味がない感じかな。
ただ見た目のお茶目さにはとても貢献しているので、やっぱり必要か。

富士そばって、麺はポソポソだし天ぷらはムニャムニャだし、普段積極的に通おうって感じでもないんだけど、このくらい振り切れたメニューを出してくれたのは意外だし嬉しい。
こういう汁重視のメニューだと、いつもの麺もよく味が染み込んで美味しいしね。

こういう方向、どんどんやってほしいなー。


池袋・縁むすび ふくや / ランチサービスセットB(440円)


職場の近所の地味〜な通りに、新しくおにぎり屋ができていた。

気になって店頭のチラシ、さらに店内を覗いてみると、手握りおむすびの専門店とのことで、持ち帰りの他にしっかりとしたイートインスペースもある。
好きなおにぎり2つと漬物、味噌汁で500円のセットがあるらしく、まさにワンコインランチ!一度は試してみようと思っていた。

数日後、ここがさらにお得なランチサービスを始めているのを発見。
先ほどの500円のセットが11時〜14時限定で、なんと300円!
しかもポテトサラダと本日の総菜まで付くBセットが390円!

おにぎり1つの値段が220円〜と考えると相当お得だし、こんなに激安サービスを始めるってことは、どんどん人に来てほしい時期なんじゃないかという勝手なおせっかい心も手伝い、今日行ってみた。



お店に入ると数人の店員さんが笑顔で働いており、フレンドリーがすごい。
店長さんと思しき男性も、自分が初めての客と察するとすぐ丁寧にシステムの説明をしてくれた。

あとから常連さんらしい男性も入ってきて楽しそうに世間話などしてたので、きっといい人たちがやってる、居心地のいい店なんだろう。

ここのおにぎりは大体220円なんだけど、一部ちょっと高級な260円のものもあり、それを選んだ場合のみ、差額(1個につき40円)だけはセットの価格にプラスされる。
また、味噌汁をプラス50円で薩摩汁に変更可能とのこと。

今日はまずお得そうなBセットを選び、おにぎりは220円ゾーンから2種類選択。
どうも九州寄りのお店らしいので、汁は薩摩汁に変更してみた。



ランチサービスセットB(440円)

汁変更で50円が乗っているが、それでもけっこうなお得感だ。
冷たいお茶も飲み放題だし。

薩摩汁はにんじんやゴボウなどの野菜が入って良い出汁加減。
そこに片栗粉でもまぶされているのか、トロッとした食感の鶏肉まで入る。



それからポテトサラダとさつま揚げが付いた。
店内を見回すと九州の漬物が持ち帰り用に売られていたり、16時からは薩摩焼酎なんかも提供しているらしい。
もちろんこのさつま揚げも九州直送なので、それだけでありがたみが増す。
目の細かいタネの中心にゴボウが入って、実際なかなか美味しかった。
あとポテトサラダもなめらかでうまかった!

で、メインのおにぎり。
梅、こんぶ、高菜なんてオーソドックスな具も揃ってるけど、同価格ならどうしたってカロリーの高そうなこってり系を選んでしまう。



選んだのは“いか明太子”と“から揚げマヨ”。
どちらも220円なので差額プラスは無し。

まず、でかい。
2つ分だと、茶碗に大盛りのご飯くらいにはなるんじゃないかな。

これを手に持ってみると、なるほど握りたてだけあって、ほかほか温かい。

おもむろに上に乗った具の部分からかぶりつくと、一旦海苔の歯応えがあった後、ふわっとしたご飯が口の中でほぐれながら具と混ざり、専門店だけあるな!と感心してしまうおにぎりだ。
具は上に乗っているだけではなくて中にも握り込んであるので心配も無用。

どちらもうまくて他も試してみたいと思ったし、おにぎり2個ってランチとしてどうなんだ?と思う方もいるかもしれないが、自分はかなり満腹になった。

このサービス価格は今だけなのかな?
ともあれ近所にできたのを嬉しく感じるお店なので、立地やら色々と大変かもしれないけど、しっかりと定着してほしいなー。


池袋・六花そば 本店 / 冷し豚天そば(370円)


池袋の立ち食い蕎麦を語るなら、外せないのが「六花(りっか)そば」だ。

四谷のあたりでも見かけたことがある気がするけど、とりあえず直営店は池袋の本店と、東池袋店のみらしい。

中でも本店にしかないメニューがあり、これがかなり強力。



冷し豚天そば(370円)

この“豚天”こそ、本店オンリーのトッピング。
器に収まりきらない大きさは、かなりのインパクトがある。

先の消費税増税を期に20円値上がりしてしまったんだけど、それでも370円。
さらにそばの大盛りが無料なので、コストパフォーマンスという観点から見ると相当レベルが高い。

豚は厚さ1.5mmくらいにスライスされたどでかい一枚肉。
肉自体にかなりしっかりと塩こしょうで下味を付けてあり、ここはツユも辛めなので、食べ進めていくと後半口の中が痛くなってくるくらいに攻撃的な味。
あまり頻繁に食っていいもんでもない気がするけど、たまに無性に食べたくなるんだよな。

ちなみに豚天のみの価格は100円で、これをビーフカレーライス(370円)に乗せるという荒技もあり(というか勝手にやってるだけ)、年に1、2回くらい、思い出したように食べる。
蕎麦屋的カレーとカツではなく天ぷらの組み合わせは、ちょっと変わった和風カツカレーと言えなくもないが、これも相当ジャンクなことには変わりない。

あ、六花そばにはもちろん健康的メニューもあるので、ご心配なきよう。


それにしても、気付けば前回も、うどんに豚天を乗せて食っていた。
豚天とはなんて蠱惑的な存在なんだろう。


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