イオさんが東京に出てきており、ランチのお誘いがあったので乗る。
池袋まで来てもらっておきながら、「今ワンコインランチに凝っているので、それが無い店には行けませんよ?」とまず断る。
了承を得て希望を聞くと「お腹はけっこう減ってるのでボリュームはある方が良くて、あとは座れる店がいい」ということだったので、なんとなく思い付いたここへ来てみた。

近くで数年間働いてるけど、入るのは初めて。
ボウリングやバッティングセンターといったアミューズメント施設が集まったビルの三階にあり、二階のゲーセンの片隅にこの大仰な入り口がある。
入店するなりものすごい勢いで「1000円のバイキングでいいですか?すぐ食べられる!」と聞かれ、少したじろぎながらも「いや、普通のランチで」と。
見ると一画に何十皿もの料理がずらっと並んでいて、なるほど、ここの売りはこの食べ放題の中華バイキングらしい。
内装はオーソドックスな中華料理屋。
昼時にも関わらずかなり広い店内は客もまばらで、これは特殊な立地のせいもあるのかもしれない。
ランチのセットメニューは十数種あるが、ワンコインに収まるのは“マーボ豆腐”と“アサリと玉子炒め”の二つだった。
サービスランチセット マーボ豆腐(500円)
こちらを選択。
これだけの内容で500円はなかなかお得感がある。
麻婆豆腐とご飯の他に、はるさめや野菜中心の餡が入ったおだやかな味の春巻、豆腐と玉子のスープ、佃煮っぽいこんぶ、杏仁豆腐。
書き出してみると豆腐率が高いな。
で、肝心の麻婆豆腐だが、かなり甘めの味付けで、しかし辛味もしっかりとある。
これは唐辛子系の辛味で、花椒的な風味は無し。
外の看板に“台湾・広東料理”とあったが、こういうのが四川ではなく広東風というのかな。
塩っ気が薄くて、なんだかご飯に合うような合わないような、うまく説明できない不思議な味だった。
イオさんは650円くらいのレバニラ定食を食っていたので「どうすか?」と聞いてみると「クセが無くてうまいっすよ」とのこと。
とにかく慌ただしい雰囲気が皆無でのんびりできるのは魅力。
またそのうち別のメニューを試しに来てみようかな。

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