通勤路の公園にある早咲きの桜が一気に二割ほど開花しているのに気が付いた3月25日。
5月並の陽気ということで、Tシャツの上にパーカーを羽織っているだけで暑く感じる。
冷たい蕎麦でも食べたいなと、春の陽気の中をなんとなく西口方面へ向かい、安くて美味い立ち食い系蕎麦チェーンの新興勢力としてすっかりと定着した「いわもとQ」に目的地を決めた。
野菜たっぷりそば(430円)
ここのところパーティや飲み会続きで身体が優しさを求めていたのか、初めて存在に気付いたこのメニューのボタンを迷わずプッシュ。
しっかりと角が立って歯応えの良いいわもとQの蕎麦は、さすが麺ボソボソ系のチェーンと違って「蕎麦を食っている」という実感が得られる。
まぁ、無性にボソボソとした蕎麦が食べたくなる日もあるんだけど。
よ〜く冷えたぶっかけ風のツユも、今日まさに求めていた感覚そのもので嬉しい。

珍しいのは“野菜たっぷり”の部分で、キャベツ、ニンジン、ネギ、モヤシをシャキシャキとした食感を残して油で炒めてある。
わかりやすく言えば、タンメン風の具で、煮込まれたような野菜を想像してたので意外だった。
まずは野菜炒め部分のみを口に運んでみると、驚いたことに無味。
いや、風味が全く無いとかではなく、塩味醤油味の類が一切付いていない。
それで熱々の野菜を冷たいツユの中に沈め、混ぜながら食べていくんだけど、するとその境目がぬるくなってなんだか勿体ないような気持ちになった。
野菜と麺の間には隠し味程度に揚げ玉が乗っていて、カラッと揚がった天ぷらも魅力のいわもとQのこと、いい味のアクセントになっている。
結局それがベストと判断して全体を混ぜながら食べ進むと、もう先ほどの“ぬるさ”は気にならなくなり、渾然一体となった麺と具が単純に美味かった。
野菜たっぷりと謳うだけあって、なかなか満足感のある一食だったなー。
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